ゆずに含まれる栄養とは?ゆずの健康効果とおすすめの食べ方を紹介。

 

ゆずは上品な香りを持っているため、様々な料理の香りつけとして使われています。

 

実は、ゆずにはたくさんの健康に良い成分があることを知っていましたか?

 

今回の記事では、ゆずの

 

・栄養

・健康効果

・食べ方

 

を紹介していきたいと思います。

 

ゆずに含まれる栄養素とは

 

【ゆず 果皮 生 100gあたり】

 

エネルギー:30kcak

水分:92.0g

タンパク質:0.5g

炭水化物:7.0g

脂質:0.1g

カリウム:210mg

カルシウム:20mg

鉄:0.1g

ビタミンB1:0.05g

ビタミンB2:0.02g

ナイアシン当量:0.2g

ビタミンB6:0.02g

パントテン酸:0.29g

ビタミンC:40mg

食物繊維総量:0.4g

クエン酸:3g

 

(出典:日本食品標準成分表2020年(八訂))

 

以上が、ゆずの栄養組成表です。

水分が100g中92gということから、ゆずのほとんどが水ということが分かりますね。

 

そのため、ゆずは果汁や果肉よりも皮の方が栄養豊富なんです。

 

ゆずの注目すべき成分と健康効果については、次章で紹介します。

 

ゆずに含まれる注目すべき栄養5選と健康効果

 

①ビタミンC

ゆずには100g当たり40mgのビタミンCが含まれています。

 

特に、果汁に比べて果皮により豊富なビタミンCを含有していることが知られています。

 

果皮に含まれるビタミンCの量は、なんと100g中160mg。

これは同量のレモン果汁の約3倍となっています。

 

ビタミンCは、主に

 

・体内組織の老化を防ぐ

・抗酸化作用

・日焼けを防ぐ

 

などの効果があります。

 

さらに、ビタミンCにはお肌に大切なコラーゲン生成の酵素としての枠割もあります。

したがって、ビタミンC不足は、お肌の乾燥やハリ不足などのトラブルに繋がるのです。

 

お肌に悩んでいる方は、ゆずの皮を摂取してみるのもおすすめです。

 

②クエン酸

クエン酸とは、柑橘系の果物に多く含まれている、酸味成分です。

ゆずの他にも、クエン酸はレモンや梅干しに多く含まれています。

 

クエン酸は疲労回復に役立つことで有名ですよね。

 

・激しい運動をした後

・仕事で疲労が溜まっている時

 

このような状況では、体内で乳酸という疲労物質が蓄積されます。

クエン酸は、細胞内のミトコンドリアにて、この乳酸を分解してくれるのです。

 

最近では、アスリートが、サプリメントとしてクエン酸を摂取することが流行っています。

これは、クエン酸の疲労回復効果がスポーツ・健康業界で注目されているからです。

 

以上のように、ゆずによって、疲労回復効果が期待できます。

③リモネン

リモネンは、柑橘系の果物の果皮に含まれる香り成分です。

ゆずの甘酸っぱく爽やかな香りは、ゆず中のリモネンによる効果となっています。

 

ある研究で、マウスにリモネンの香りを投与すると、

 

・睡眠時間が増加

・抗不安作用

・鎮静作用

 

があることが分かりました。

さらに、詳細を調べてみたところ、リモネンが脳内でα波(リラックス時に出現する脳波)を放出させていることが判明しました。

 

このことから、リモネンの香りには、リラックス効果があると考えられています。

 

他にも、リモネンには、

 

・免疫力を高める

・血行をよくする

・育毛の促進

 

などの効果があります。

 

④ペクチン

4つ目のゆずの注目すべき栄養はペクチンです。

特に、ゆずの果皮にて、豊富なペクチンが含まれています。

 

ペクチンとは食物繊維の中でも、水溶性食物繊維に分類されます。

 

水溶性食物繊維は、文字通り水の中で溶け、

 

・栄養の吸収スピードを下げる

・食後の血糖値上昇を抑える

・コレステロールを体外に排出する

 

といった効果が期待することが可能です。

 

さらに、ペクチンには、腸内での善玉菌の増殖作用があることが知られており、下痢や便秘の解消をしてくれます。

 

⑤ヘスペリジン

ヘスペリジンは、ゆずの果皮やすじに多く含まれている、ポリフェノールの一種です。

 

ヘスペリジンは主に、

 

・抗酸化作用

・血圧の上昇を抑制

・血中のコレステロール値を下げる

 

などの働きが知られています。

 

特に、ヘスペリジンの効果で注目すべきものが、冷え性の改善です。

ヘスペリジンは、末梢血管を拡張し、体内の血液循環を改善します。

 

だんだんと寒くなってきて、身体の冷えが気になる方もいるでしょう。

このような方は、ぜひゆずを摂取して下さいね。

 

ゆずを皮ごと摂取できる方法3選

 

ゆずにはたくさんの良い成分が含まれていることが分かりましたね。

 

しかし、普段の生活でゆずを食べる機会はなかなかありません。

 

また、第二章で紹介したように、

 

・ビタミンC

・ペクチン

・ヘスペリジン

 

は、ゆずの果皮により多く含まれていることが分かりました。

 

ここでは、皮ごとゆずを食べることができる方法を3つ紹介します。

 

①コンポート

1つ目のおすすめなゆずが皮ごと食べられる方法は”コンポート”です。

 

コンポートとは、フルーツを砂糖の入った水で煮て作るお菓子となっています。

糖度にもよりますが、コンポートは4~5日程度でしたら、冷蔵庫で保存することが可能です。

 

【ゆず皮ごとコンポートの作り方】

①ゆずを1分間熱湯でゆでる

②冷ました後に、一口大に切る

③鍋にゆずを入れて、水と砂糖を入れ、強火で煮込む

 あくが出てきたら取る

 (水と砂糖は同じ重さ)

④一度沸騰したら、とろ火~弱火にし、30分煮込む

⑤冷めたら、煮沸処置をした容器に入れる

 

②ゆずのはちみつ漬け

2つ目の方法は”ゆずのはちみつ漬け”です。

 

先ほど紹介したコンポートより、簡単に作ることができます。

 

【ゆずのはちみつ漬けの作り方】

①ゆずを洗いヘタをとり、5mm程度の幅で輪切りにする

②煮沸消毒した容器に、ゆずと適量のはちみつを入れる

 

③ジャム

3つ目のおすすめなゆずが皮ごと食べられる方法は”ゆずジャム”です。

 

ゆずジャムは、トーストに塗ったり、ヨーグルトに入れることで、美味しく召し上がることができます。

 

また、野菜.comオンラインショップで販売しているゆずジャムは、



・農薬

・防腐剤

・香料

 

を、一切使用していない安心安全なジャムなので、気になるかたはぜひ試してみてくださいね。

【栽培期間中農薬不使用】ゆずジャム【2個セット】

 

本商品は、高知県の山に囲まれている高岡郡で育ったゆずを使用しています。

 

完熟ゆずを使用しており、果物本来の甘味が楽しめます。

農薬・人工甘味料・防腐剤・香料を一切使用していないのが特徴です。

 

まとめ

 

ゆずには様々な健康にいい栄養素が含まれており、とてもお勧めのフルーツです。

 

日常生活からゆずを摂取することは難しいので、

 

・コンポート

・はちみつ漬け

・ジャム

 

などを活用して、皮ごと摂取することをおすすめします。

 

野菜.comオンラインショップでは、これらの他にも、無農薬で育ったゆずの100%果汁を販売しています。

 

【栽培期間中農薬不使用】頂の景 ゆず ゆず果汁100%

この商品は、日本一のゆずの産地である高知県のゆずを使用しています。

 

とても香りが高く、調理や飲み物の中に入れて召し上がることができます。

 

ぜひ、一度ご賞味ください。

 

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