ポンカンの旬な時期とは?ポンカンの栄養素と健康効果を解説

ヘタ付近の皮が少し出っ張っているポンカン。

酸味が少なく、甘味が強くて、とても美味しいですよね。


今回の記事では、ポンカンの


・旬な時期

・栄養素

・期待できる健康効果

・保存法


を紹介していきたいと思います。


ポンカンとは



ポンカンとは、ミカン科ミカン属ミカン類に分類されます。


原産国はインドであり、日本を含めたアジアにて、広く栽培されています。


日本で栽培されているポンカンは、


・高しょう系

・低しょう系


の2種類です。


高しょう系のポンカンは、暖かい地域でのみ栽培可能で、大玉な傾向があります。

反対に、低しょう系は、気温が低い地域でも生育することができ、小ぶりかつ濃厚な味わいとなっています。



ポンカンの旬な時期とは


ポンカンの旬な時期は冬です。


主に12月~1月に収穫され、色が鮮やかなオレンジになると、出荷されます。

ゆえに、国内での流通時期は1月~3月です。


ポンカンの生産を最も行っている県は、愛媛県であり、国内の約81%(2445トン)が生産されています。


愛媛県に続いて生産が多い県が、順番に熊本県・和歌山県です。


ポンカンの栄養組成表


【ポンカン 可食部 100gあたり】


エネルギー:42kcak

水分:88.0g

タンパク質:0.9g

炭水化物:9.9g

脂質:0.1g

カリウム:160mg

カルシウム:16mg

鉄:0.1g

ビタミンB1:0.08g

ビタミンB2:0.04g

ナイアシン当量:0.4g

ビタミンB6:0.05g

パントテン酸:0.24g

ビタミンC:40mg

食物繊維総量:1.0g


(出典:日本食品標準成分表2020年(八訂))


以上が、ポンカンの栄養組成表です。


他の柑橘系に比べて、ポンカンは甘味が強いため、栄養組成内の炭水化物が多くなっています。


ポンカンの注目すべき栄養素と健康効果については、次章で紹介します。


ポンカンの注目すべき栄養素と健康効果4選


①ビタミンA


ポンカンには、


・カロテン

・β-クリプトキサチン

・β-カロテン

・レプチノール


などの、ビタミンAが豊富に含まれています。


人体にとって、たくさんのビタミンは必要とされていません。

しかし、人間は体内でビタミンを合成することができないため、食べ物からの摂取が欠かせません。


その中でも、ビタミンAは


・目の健康を維持

・皮膚と粘膜をキレイにする


このような効果を持っています。


他にも、ポンカンが特に豊富に含んでいるビタミンAであるβカロテンには、


・抗酸化作用

・免疫力の増加


を担っており、人体に欠かせない栄養素となっています。

②ビタミンC


ポンカンには100g当たり40mgのビタミンCが含まれています。


ビタミンAと同様に、ビタミンCはお肌をキレイにする働きがあります。


ビタミンAは、皮膚や粘膜を構成する上皮細胞の生成に関与します。

そのため、ビタミンAが不足すると、肌が乾燥しやすくなることも。


反対に、ビタミンCは、お肌のハリや弾力に大切なコラーゲン生成を助ける働きがあります。

したがって、ビタミンCが不足すると、お肌のコンディションが悪くなるのです。


お肌の不調の他にも、ビタミンCが不足すると、


・疲労感

・倦怠感

・老化が早まる


といったデメリットが生じます。


・お肌の調子が悪い

・疲労が溜まっている


このような方がいましたら、ビタミンAとビタミンCが豊富なポンカンを食べるといいかもしれませんね。


③ペクチン


ポンカンには豊富なペクチンが含まれています。


ペクチンは食物繊維の中でも、水溶性食物繊維の一種です。


水溶性食物繊維は、体内で水に溶け、小腸での栄養吸収速度を緩やかにしてくれます。

ゆえに、急激な血糖値上昇を抑えることが可能で、ダイエット効果が期待できます。


水溶性食物繊維の中でも、ペクチン特有の効果として、


・町内の毒素を体外に排出

・下痢, 便秘の改善

・腸内の悪玉菌を増やす


が挙げられます。


④パントテン酸


ポンカンには100g当たり0.24gのパントテン酸が含まれています。

1日のパントテン酸の目安量は、


男性→5mg

女性→4mg

(18~49歳の方を対象)


となっています。

また、過剰摂取による健康被害は特に報告されていません。


よって、ポンカンを少し食べるだけで、1日に必要なパントテン酸を摂取できることが分かりますね。


パントテン酸はビタミンの一種です。


パントテン酸は体内において、


・脂質の代謝

・糖質の代謝


を手助けする働きがあります。


ポンカンの保存法


基本的に、ポンカンは常温で保存することができます。

目安としては、2~4週間おいしく保つことが可能です。


もし、ポンカンを長持ちをさせたい場合は、ポンカンを通気性のいい状態にしてあげて下さい。


・段ボールではなく、スーパーのかごに入れる

・日光が当たらない風通しの良い場所におく


このようにすると、下のポンカンが痛むことなく、保存することができます。


また、どうしても1ヵ月以内に食べきることが出来ない場合は、冷凍をしましょう。


ポンカンを冷凍すると、冷凍ミカンのようになり、1~3ヶ月間の保存が可能となります。


まとめ


ポンカンには様々な健康に良い栄養素が含まれており、非常におすすめのフルーツです。


特に、


・お肌のトラブルに悩んでいる

・身体が疲れている


このような方にお勧めのフルーツです。


野菜.comオンラインショップでは、無農薬で育てられているポンカンのジュースを販売しています。


【栽培期間中農薬不使用】ポンカンジュース 果汁100% 1000ml


高知県の東洋街で取れたポンカンを100%果汁ジュースにしました。


自然豊かな日当たりが良い斜面地で、海風を浴びながら育てられたポンカンをそのまま絞っています。


栽培期間中いっさい農薬を使用しておらず、保存料・甘味料も使っておりません。


ゆえに、安心して召し上がることができます。


ぜひ、一度ご賞味ください。


>>ポンカン果汁100%ジュースはこちらから


古い投稿 新しい投稿