ブルーベリーの旬な季節はいつ?おすすめの種類・保存方法・栄養素を解説

 世界的に人気なフルーツ、ブルーベリー。

 

普段は何気なく食べているブルーベリーですが、

 

・旬な季節

・栄養素

・おすすめの種類

・保存法

 

などの詳しいところについては、あまり知らないかたも多いかもしれません。

 

この記事では、ブルーベリーについて詳しく解説していきます。

本記事を読むと、ブルーベリーについての知識が増えること間違いなしです。

 

ブルーベリーの特徴

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ブルーベリーは、ツツジ科スノキ属シアノコスカ節に分類される低木果樹から採取されます。

 

主なブルーベリーの原産国はアメリカであり、

 

・ミシガン州

・ニュージャージー州

・ノースカロライナ州
・オレゴン州

 

などの、涼しい気候である北アメリカでよく栽培されています。

 

ちなみに、ブルーベリーの赤紫色はアントシアニンという色素によるものです。

 

アントシアニンはポリフェノールの一種であり、

 

・血流の促進

・抗酸化作用

・目の疲れや視力回復

 

このような効果があると知られており、とても健康に良いとされています。

 

ブルーベリーの栄養

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ブルーベリー(生)100gに含まれる主な栄養素は以下です。

 

 

・エネルギー 49kcal

・炭水化物 12.9g

・ビタミンA(βカロテン当量) 55μg

・ビタミンE(αトコフェロール)1.7mg

・ビタミンC 9mg

・食物繊維 3.3g

 

ブルーベリーは低カロリーでありながら、食物繊維が豊富という特徴を持っており、スーパーフードに位置付けられています。

 

スーパーフードとは、栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品のことを指しており、ブルーベリーには以下のような効果があります。

 

・DNAのダメージを減らす

・心臓病のリスクを低減

・脳の機能を保護

・集中力の促進

・血圧を下げる

 

 

以上のことから、ブルーベリーは健康にいい食品ということができるでしょう。

 

ブルーベリーの旬な季節

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ブルーベリーは産地を変えながら一年中輸入されています。

つまり、特に旬な時期はありません。

 

しかし、国内で生産されるブルーベリーには旬の時期があります。

 

国内の場合、ブルーベリーは

 

・長野県

・茨城県

・群馬県

 

で多く作られており、最も出荷量が多い長野県では全国の約2割のブルーベリーが生産されています。

 

 

国産のブルーベリーは夏に収穫され、時期でいうと6月から8月となっています。

 

もし、ブルーベリー狩りをする場合は、夏の時期に行ってみることをおすすめします。

 

ブルーベリーのおすすめの種類3

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ここでは、

 

・ノーザンハイブッシュ系

・サザンハイブッシュ系

・ラビットアイ系

 

の代表的な3つの系統から、美味しいブルーベリーの品種を1つずつ紹介していきます。

 

①スパルタン

 

業界では”ブルーベリーと言えばスパルタン”という言葉があります。

このように、スパルタンはブルーベリーの中でもかなり有名な品種となっています。

 

スパルタンはノーザンハイブッシュ系の品種であり、大きいものは100円玉ほどサイズになります。

 

味はさっぱりしている中に、酸味と優しい甘味が効いており、ザ・ブルーベリーというテイストになっています。

 

 

②オニール

 

先ほどのスパルタンと同様に、オニールもかなり人気の高い品種となっております。

 

オニールはサザンハイブッシュ系であり、一番魅力的な特徴はその”ジューシーさ”です。

 

香り豊かで、食感が柔らかい。

更に、樹上で完熟すると、糖度は15を超えることもあるそうです。

 

甘いブルーベリーがお好きな方はぜひオニールを選んでくださいね。

 

③フクベリー

 

 

おすすめのブルーベリーの品種3つ目が、超晩成種として知られているフクベリーです。

フクベリーはラビットアイ系となっています。

 

フクベリーの味の特徴は、酸味の効いた中にある上品な甘さです。

 

通常甘いだけのブルーベリーは、食べていくうちに飽きてしまう傾向にあります。

しかし、フクベリーは甘みの中に程よい酸味を兼ね備えており、たくさん食べても飽きにくいという特徴があります。

 

更に、フクベリーは皮が薄く種が気にならないため、皮ごと食べても美味しく召し上がることができます。

 

ブルーベリーのおすすめの保存方法

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最後に、ブルーベリーのおすすめの保存方法を3つ紹介していきます。

 

①冷蔵保存

 

ブルーベリーは収穫と同時に鮮度が落ちるという特徴があります。

そのため、冷蔵で保存できる期間は約1週間です。

 

1週間以内に食べきることができない場合は、後述している②と③を参考にして下さいね。

 

また、ブルーベリーの実の表面には白い粉がついていることをご存知でしょうか?

この粉はブルームと呼ばれています。

 

ブルームは、果実が乾燥することを防ぐという役割を持っています。

 

ブルーベリーを一度水洗いしてから冷蔵保存をする方をよく見ますが、これは大間違いです。

 

なぜなら、水洗いをしてしまうと、果実からブルームが取れてしまい、痛むのが早くなってしまうからです。

 

ブルーベリーを冷蔵保存するときは、

 

・水洗いをせず

・湿度が高い野菜室

 

で保存するようにしましょう。

 

②冷凍保存

 

長期間のブルーベリー保存法に適している方法が、冷凍保存です。

 

実はブルーベリーは、生で食べるよりも冷凍保存した方が栄養価が高くなることが知られています。

 

先ほども紹介したように、ブルーベリーは鮮度が落ちるのがとても早いです。

それと同時に、ブルーベリーは収穫から時間が経つほど、栄養価が下がる傾向にあります。

 

したがって、ブルーベリーから最大限栄養を取りたい方は、購入後すぐに冷凍することをお勧めします。

 

ブルーベリーの冷凍保存方法は以下です。

 

①水洗いをする

②ペーパータオルで水気をとる

③市販のフリーザーパックに入れる

 

ここで注意したいポイントは、水洗いした後にしっかりと水気を取ることです。

 

もし水気を含んだまま冷凍してしまうと、ブルーベリー同士が引っ付いてしまいます。

 

③ジャム

 

3つ目のおすすめの保存方法は”ジャム”です。

冷蔵保存で大体2週間程度保存することが可能です。

 

 

おすすめのブルーベリージャムレシピは下記を参考にして下さい。

 

【用意するもの】・ブルーベリー(生) 200g

・砂糖 60~100g

・レモン汁 大さじ1

・保存瓶

 

①ブルーベリーを洗って水気を切る

②ブルーベリーを弱火で加熱する

③ブルーベリーから水気が出てきたら中火にして、焦げないようにかき混ぜる

④ブルーベリーから十分に水分がでてきたら砂糖とレモンを加える

 アクが出ていたら丁寧に取り除く

⑤中火で10-15分煮詰める

⑥煮沸消毒した瓶に入れる→完成

 

まとめ

 

ブルーベリーについて新しい発見をすることはできたでしょうか?

 

ブルーベリーはとても栄養価が高く、日本では通年で食べることができるフルーツです。

 

また、一度にすべてが食べきれない場合は冷凍することが可能で、保存性にも優れています。

 

これを機会にぜひブルーベリーを購入してみてはいかがでしょうか?

 

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