いちごは野菜?ツブツブは種?いちごの雑学と美味しいいちごの選び方

小さいお子様からお年寄りまで、老若男女に愛されているいちご。

普段食べているいちごをもっと美味しく、そして楽しく味わえるように、いちごの雑学から種類、美味しいいちごの選び方をご紹介いたします。

いちごの旬は冬?

クリスマスシーズンになるとスーパーでいちごを見かける機会が増えるので「いちごの旬は冬?」そう思われる方も多いと思います。

しかし、実はいちごの本来の旬は春から初夏なんです。日本の冬の屋外では寒すぎていちごは育たないのです。

クリスマスシーズンの需要に応えるために、品種改良やハウス栽培の普及により、徐々に寒い時期の収穫が可能になってきました。

いちごは野菜?果物?

結論からお伝えすると、「いちごは野菜であり、果物でもある!」これが答えです。

一般的には、田畑で作られる草の実(草本性)は野菜、数年にわたって収穫可能な樹になる実(木本性)は果物と区別されます。

そのため、田畑で栽培されるいちごは「野菜」と分類されます。しかし、実際にはいちごを野菜として食べる方は少ないですよね。そんな訳で「果実的野菜」として扱われているんです。

メロンやスイカもいちごと同じように果実的野菜として扱われています。

いちごのツブツブは種?

いちごの表面にあるツブツブ、これが何だか知っていますか?

「種でしょ?」
そう思う方が多いのではないでしょうか。

いちごのツブツブの正体、それは…果実なんです。一見種に見えるいちごのツブツブは果実で、いちごの種はこのツブツブの中に入っているんです。

私たちが食べているいちごの赤い実は、専門的な名前だと「花托(かたく)」と呼ばれ、おしべやめしべが生えるための土台なんです。いちごの花にはめしべが100本以上あり、受粉すると花托の部分が大きく膨らみます。つまり、花托が膨らんでできたのが1粒のいちごという訳です。

いちごのようにたくさんの果実が集まってできるものを「集合果」と言います。

いちごの品種は300種類以上!王道いちご4種類をご紹介

世界各国で愛され栽培されているいちご。生食での消費量は日本が世界一とも言われています。農林水産省に登録されているデータによると、日本のいちごの品種は約300種類。現在も日本各地で品種改良が重ねられ、新しい品種も続々と誕生しています。

今回はスーパーでよく見かける王道のいちごを4種類ご紹介します。それぞれの特徴を知った上で、食べ比べをしてみるのも面白いですよ。

あまおう

福岡で生まれ、2005年に品種登録された「あまおう」。

「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字を合わせたのが名前の由来で、福岡県内の公募によって命名されました。

あまおうの特徴はサイズが大きいこと。20gを超える大粒のものが多く、丸みを帯びた可愛らしい形も特徴的です。世界でもっとも重いいちごとして、ギネスワールドレコーズに認定されています。果肉はかためで果汁が多く、濃厚な甘みを感じることができます。

とちおとめ

栃木県で育成され、1996年に品種登録された「とちおとめ」。東日本ではシェア1位でスーパーでよく見かける人気のいちごです。

栃木の「とち」といちごの持つ女性らしさを表現した「おとめ」を合わせて、「とちおとめ」と名付けられました。多くの人に親しみを持たれるようにという願いが込められています。

鮮やかな赤色と綺麗な円錐形、収穫直後の香りが強いことが特徴。甘みと酸味のバランスが良く、とってもジューシー。果肉が硬めなので日持ちが良いのも嬉しいポイントです。

紅ほっぺ

静岡で生まれ、2002年に品種登録された「紅ほっぺ」。

果皮が美しい紅色で果肉も中心まで赤くなること、ほっぺが落ちるくらいおいしいこと、そんな理由から「紅ほっぺ」と名付けられました。

少し縦長の長円錐形、やや強めな酸味が特徴。いちご本来の甘酸っぱさを堪能できる品種です。春の観光シーズンに多く収穫できるため、いちご狩りでも大活躍。練乳をつけて味わうのも美味しい食べ方ですよ。

さがほのか

佐賀県で生まれ、2001年に品種登録された「さがほのか」。佐賀県をはじめ、主に九州地方で栽培されています。

果皮はツヤのある紅色、果肉はきれいな白色。甘味が強くジューシーでまろやかな味わいが特徴的。スイーツの飾りのいちごとしても愛用されています。形は円錐形で大きめ。果肉がしっかりとしているので日持ちも良好です。

甘くて美味しいいちごの選び方

1.ハリとツヤ

鮮度の良いいちごは果皮にハリとツヤがあります。赤く熟していても、果皮にハリがないもは鮮度が低下して味が落ちている可能性が高いので、避けるようにしましょう。


2.全体が赤く色付いているもの

熟したいちごは全体が赤くなります。ヘタの下に白っぽさが多く残っているいちごは、まだ熟す前の状態で、酸味が強く青臭さを感じることも。

また、先っぽが緑色の「先青果」や、白い「先白果」は生理障害で起きたもので、著しく味が落ちています。選ばないように注意しましょう。

ただし、中には熟しても色が濃くならない品種もあります。ヘタの下まで色がついていれば食べ頃の合図ですよ。

3.ヘタがピンッとしている

いちごを選ぶ時にはヘタもチェックしましょう。ヘタがピンっと元気のあるものは新鮮な証です。

4.ツブツブがはっきりしている

新鮮ないちごはツブツブがはっきりしています。ヘタ同様ツブツブまでチェックしましょう。

5.香りの良いもの

熟したいちごは特有の甘い香りがします。香りの少ない品種もありますが、香りを感じるいちごを選ぶようにしましょう。 

無農薬のいちごなら安心して食べられる

甘酸っぱくて、皮を剥く必要もなく気軽にパクリと食べられるいちご。しかし、いちごはとても繊細で、栽培過程で病気に罹ったり、害虫がついたり…。いちごを守るために収穫までに約60回も農薬が使用されるんです。

もちろん栽培方法によっても異なりますし、国の基準に則った安全な農薬が使用されています。しかし、「できるだけ農薬が使われていない、体に良いものを食べたい」そう思うのは皆同じですよね。

いちごは無農薬栽培が非常に難しい作物です。しかし、試行錯誤して農薬や肥料に頼らずにいちごを育てている農家さんもいらっしゃいます。

無農薬で栽培されたいちごは自然の美味しさがギュッと詰まっています。

いちごを選ぶ時には、無農薬であるかどうかもぜひ気にかけてみてくださいね。

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