「宮崎マンゴー」の美味しさの秘訣と旬の時期とは?

マンゴー特有のねっとりとした濃厚な甘い果肉。「フルーツの中でマンゴーが一番好き!」そんな方も多いですよね。

 今回紹介するのは、世界一美味しいマンゴーと言っても過言ではない、圧倒的なクオリティーを誇る「宮崎マンゴー」。

この記事では、宮崎マンゴーの美味しさの秘訣や旬の時期をご紹介します。

国産マンゴーと言えば「宮崎県」

マンゴー=南国のフルーツ、そんなイメージを抱いている方も多いですよね。マンゴーは熱帯アジア原産の果物で、メキシコ・タイ・台湾などを主流に輸入されています。

しかし、日本国内でもマンゴーは栽培されているんです。国内で生産量が一番多いのは沖縄県。ですが・・・、圧倒的なクオリティーの高さを誇るのは生産量2位の「宮崎県」なんです。

宮崎県で育てられたマンゴーは「宮崎マンゴー」と呼ばれ、いまでは国産マンゴー=宮崎県と思わせるほど知名度が高く、贈答用の高級フルーツとして人気を博しています。


宮崎マンゴーの美味しさの秘訣は「収穫方法」

美しい赤い外皮、ねっとりとした濃厚な果肉、食欲そそる甘い香り、世界一美味しいマンゴーと言っても過言ではない宮崎マンゴー。

その美味しさの秘訣は「収穫方法」にあります。

マンゴーは未熟な状態で早摘みしても、追熟(※)させることができるフルーツです。またマンゴーが完熟して地面に落下すると、潰れてしまって売り物にならないため、一般的には完熟前に収穫して、追熟してから販売されます。

(※)追熟(ついじゅく)とは

収穫後の果物を一定の期間寝かせて成熟させること。追熟することで、果肉が成熟し、柔らかさや甘味が増して美味しくなるのが特徴。

追熟する果物は、マンゴー・メロン・キウイフルーツ・セイヨウナシ・バナナなど。一方で、りんご・ぶどう・パイナップル・スイカ・イチゴなど、追熟しない果物もある。


一方で、宮崎マンゴーは完熟してから一番美味しい状態で収穫されます。

宮崎マンゴーはアーウィン種という種類のマンゴー。アーウィン種は完熟すると、実が落下する性質があります。その性質を活かし、宮崎マンゴーは完熟が近くなると、一つひとつ手作業でネットを被せられます。そうすることで完熟したマンゴーは自然とネットの中に落ち、収穫されるのです。

完熟状態まで栽培し、一番おいしいタイミングで収穫される。これが宮崎マンゴーの美味しさの秘訣なんです。

また、美しい見た目を保つために、ネットをかけるタイミングも重要です。ネットを早くかけてしまうと、ネットの跡がマンゴーに残ってしまいます。そのため、ネットをかけるのは、完熟する直前。マンゴーの実がほんのり赤みを帯びてきたタイミングで、ネットをかけます。

手間暇をかけて栽培される宮崎マンゴー。世界に誇る美味しさにも納得ですね。


宮崎マンゴーの一番美味しい時期は「6月」

宮崎マンゴーの収穫時期は4月半ばから7月頃。8月位まで流通します。一番美味しい旬は、収穫量がピークを迎える6月です。

輸入されたマンゴーは完熟していない状態で収穫されるため、購入してからも食べ頃を見極める必要がありますが、宮崎マンゴーは完熟してから出荷されるため、購入後すぐに食べられます。

マンゴーの切り方・食べ方

マンゴーは、果実の真ん中に平たく大きな種があるので、果実を三枚におろすように切り、種をはずします。皮を切らないように、果肉に格子状に包丁を入れ、皮の部分を裏から押し、果肉を押し上げたら完成です!スプーンやフォークで美味しく頂けます。

種の周りにも甘い果肉がたっぷりついているので、ナイフでこそげ取るか、かぶりついて味わいましょう。

高級フルーツ「宮崎マンゴー」贈り物やご褒美におすすめ

宮崎マンゴーは小さめサイズでも1玉1,000円後半から、大きめサイズだと1玉3,000円前後で販売されるのが一般的。百貨店などで販売されているものだと、1玉5,000円前後の値がつく、高価なフルーツです。

気軽に毎日食べられるフルーツではありませんが、美味しさは格別。1口食べただけで、感動的な美味しさを味わうことができます。

大切な方への贈り物として
自分への特別なご褒美として

旬の季節に、ぜひ味わってみてください。 


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